[1] インストールしてみる

2014年10月20日

Centosと言えば、Red Hat Enterprise Linuxのクローンとして有名なLinuxの一種です。

久々に、Centos 6.2のクリーンインストールをしたので、その覚書程度にインストール方法を書きます!

ちなみに、Oracle VM VirtualBoxにインストールしています。
(インストールできそうなハードがないので。。。)

さて、まずはダウンロードから。

ダウンロード

www.centos.orgがオフィシャルサイトなので、そちらへ行きます。

上のメニューバーから、「Downloads」 – 「Mirrors」へ移動します。

真ん中辺りに、「CentOS Public Mirror List」という項目があるので、そちらをクリック。

初期の状態だと、「CentOS North American Mirrors」が選択されているので、「South American, Asian, Oceania, Middle Eastern, African and Other Regional Mirrors」をクリックして、アジアのミラーリストに切り替えます。

切り替えたらミラーリストが表示されるので、「State(Area)」の列から、「Japan」に該当する場所を探します。

一番近そうなものを選び、右側の「HTTP」をクリックします。
今回は、「JAIST」を選びます。

バージョンの一覧が表示されるので、そこから、最新バージョン(2012年3月27日現在)の「6.2」を選びます。

「isos」を選び、32ビット版を使う場合は「i386」、64ビット版を使う場合は「x86_64」と選びます。
今回は、64ビット版を選びます。

選んだらいろいろ表示されますので、その中から、「CentOS-6.2-x86_64-bin-DVD1.iso」をクリックします。
そしたら、ダウンロードが始まります。

ちなみに、「CentOS-6.2-x86_64-LiveDVD.iso」は、DVDに書きパソコンにセットして起動すると、インストールせずに使用することができるバージョンとなっています。

インストール

さて、ここからは本題のインストールに入ります。

今回はVirtualBoxにインストールするので、iso形式をマウントできるのでDVDなどに焼きませんが、本来パソコンに新規インストールするときは焼くことが必要となります。
DVDへの焼き方は、機会があれば書きます。

DVDをセットしてパソコンを起動すると、このような画面が表示されます。

今回はインストールするので、一番上の「Install or upgrade an existing system」を選び「Enter」キーを押します。

すると下のような画面になり、いろいろなメッセージが表示されます。

このメッセージが終わると、警告のような画面が表示されます。

これは、セットしたDVDの中身が正しいかをチェックするかを聞いています。

本当はチェックをした方がいいのですが、かなり時間がかかるので、今回は「Skip」を選び「Enter」を押します。

またもやメッセージが表示されますが、気にせず待ちます。

やっとウェルカム画面が表示されます。

「Next」を選択します。
(この画面以降では、マウスを使えるはずです!)

次は、言語設定画面が表示されます。

真ん中ぐらいにある、「Japanese(日本語)」を探し、選択します。
選択後は、「Next」を選びます。

次は、キーボードの設定画面が表示されます。

通常は、「日本語」が選択されていますので、「次(N)」をクリックします。
私の場合は、「USキーボード」を使っているので、「英語(U.S. インターナショナル)」を選びました。

次は、ストレージの選択画面が表示されます。

通常のパソコンを使っている場合は、「Basic Storage Devices」を選択します。
ストレージサーバーなどを構築している場合は、「Specialized Storage Devices」を選びます。
今回は通常のパソコンにインストールするので、「Basic Storage Devices」を選びました。

「次(N)」を押すと、以下のような警告画面がでる場合があります。

警告画面が出たら、ディスクの中身を全て破棄していい場合は、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。(Y)」を選びます。
Windowsとのデュアルブートをするなどの場合は、「いいえ。含まれています。どのようなデータであっても保護してください。(N)」を選びます。
今回は、全て破棄しても大丈夫なので、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。(Y)」を選びました。

(デュアルブートの方法を書いて欲しいなどありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。)

次は、ホスト名の設定画面が表示されます。

インストールしたパソコンをサーバーなどに使う場合は、設定が必要になりますが、基本的にこのままでいいので、「次(N)」をクリックします。

次は、時刻設定画面が表示されます。

初期の状態で「アジア/東京」が選択されているので、基本的には変更する必要はありません。
(Windowsとデュアルブートの場合は、「システムクロックでUTCを使用(S)」のチェックを外さないとWindowsの時刻がずれる場合があります。)

次は、rootユーザーのパスワード設定画面が表示されます。

rootユーザーのパスワードは、アプリケーションのインストールの際などに必要となりますので、絶対に忘れないでください!

次は、パーティションの切り方の選択画面が表示されます。

ディスクの中のパーティションを全て削除し、全領域にインストールする場合は、「Use All Space」を選びます。
基本的には、「Use All Space」でいいと思います。

パーティションを自分で切りたいという場合は、「Create Custom Layout」を選びます。

次は、OSのインストール方法を選択する画面が表示されます。

デスクトップ画面が欲しいので、「Desktop」を選びます。
また、インストールするアプリケーションも選択したいので、「今すぐカスタマイズ(C)」を選択し、「次(N)」をクリックします。

次は、アプリケーション選択画面が表示されます。

自分でアプリケーションをインストールする際に、必要となる場合があるので「開発ツール」にチェックを入れ、インストールしておきます。

「次(N)」を押すと、自動的にインストールが始まります。

インストールが終わると、再起動を求められるので、「再起動(T)」をクリックします。

これでインストールは完了です!

次は、「セットアップをしてみる」に続きます。

6.2

Posted by hiro